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クラウドを上手に使い分けよう。各種オンラインストレージサービスを比較!

2012年5月4日13:00 [ 特集 ] Posted by Nao

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最近かなり増えてきたオンラインストレージサービス。上手に活用されている方も多いでしょう。
先日リリースされて話題となった「Googleドライブ」を含め、4つの人気オンラインストレージを比較してみました。
※期間限定で価格が変更になっているものがあります。ご購入の際にAppStoreで価格を確認してください。

比較するサービス


サービス比較

 

Google ドライブ

SkyDrive (Microsoft)

iCloud (Apple)

Dropbox

無料容量 5GB 7GB
(※1)
5GB 2GB
ファイルサイズ上限 10GB 300MB
(※2)
300MB
(※3)
25MB
(※4)
iOSアプリ 近日公開 あり あり あり
デスクトップアプリ Windows
Mac
Windows
Mac
Windows
Mac
Windows
Mac
Linux
(※1) 既存ユーザーは25GBの継続利用が選択可能
(※2) デスクトップアプリケーションでの同期は2GBまで
(※3) デスクトップアプリケーションでの同期はサイズ無制限
(※4) 有料ストレージプランは250MBまで

詳しく解説

追加容量プランについて
【Google ドライブ】
 25GB追加: $2.49 /月
 100GB追加: $4.99 /月
 200GB追加: $9.99 /月
 ※以降、400GB、1TB、2TB、4TB、8TB、16TBの追加が可能
 ※追加容量はPicasaと共用

【SkyDrive】
 20GB: ¥800 /年
 50GB: ¥2,000 /年
 100GB: ¥4,000 /年

【iCloud】
 10GB追加: ¥1,700 /年
 20GB追加: ¥3,400 /年
 50GB追加: ¥8,500 /年

【Dropbox】
 50GB: $9.99 /月 (または $99 /年)
 100GB: $19.99 /月 (または $199 /年)
 ※5ユーザにつき $795 /年で、1TB以上無制限利用可能 (ユーザ追加は1人につき $125 /年)
「iCloud」は他のオンラインストレージとはちょっと性質が違います
「Google ドライブ」、「SkyDrive」、「Dropbox」はデスクトップアプリをインストールすると、パソコン上に専用フォルダが作成され、そのフォルダを通じてクラウド上のファイルと同期されるので、クラウドをあまり意識せずに通常パソコン上で扱っているフォルダやファイルと同じ感覚で使用できます。
もちろん、Webブラウザからのアップロード・ダウンロードも可能ですし、iPhoneやiPad、Androidからも専用アプリで利用できます。

「iCloud」はストレージといっても、iPhoneやiPadなどのバックアップや、iWork(Pages・Numbers・Keynote)の書類の保存などに限られます。
オンラインストレージとして今回の比較に含めましたが、他のサービスとはちょっと性質が違い、MobileMe時代のiDiskや他のオンラインストレージサービスのようにアプリやWebブラウザなどからさまざまなファイルをアップロードや同期ができるわけではありません。
「Google ドライブ」と「SkyDrive」はブラウザ上でファイルの編集や作成が可能
「Google ドライブ」ではGoogleドキュメント、「SkyDrive」はOffice Web Appsを利用して、Webブラウザ上でExcelやWord、PowerPointなどの書類を編集したり作成することができます。
簡単な編集であれば、会社で作成した書類を、ExcelやWordがインストールされていない自宅のパソコンで編集することができるので、急な対応が必要な時などには便利です。

「iCloud」の場合は、Pages・Numbers・KeynoteのiOS版アプリをインストールしたiOSデバイスで「iCloud」の「書類とデータ」をオンにすれば、Pages・Numbers・Keynoteで作成したファイルが「iCloud」上に自動的にアップロードされ、他のiOSデバイスやMacにダウンロードして利用することができます。

ブラウザで使えるGoogleドキュメントとOffice Web Apps

共有はファイル単位で可能です (iCloudを除く)
「iCloud」以外の3サービスはどれもファイル単位での共有が可能です。
「Google ドライブ」ではGoogleドキュメントでファイルごとの共有設定ができます。「限定公開」にするとメールアドレスを設定されたユーザーしか見ることができず、Googleアカウントでのログインが必要になりますが、「リンクを知っている全員」で共有すればログインは不要です。
「SkyDrive」は、閲覧やダウンロードはログインしなくてもできますが、編集権限を与えられているファイルでも編集するにはログインが必要のようです。
「Dropbox」は4月に付いた新機能で、1クリックでそのファイルへのリンクが生成されるので、そのURLをお知らせすればDropboxユーザーじゃなくてもそのファイルをダウンロードできます。
結局「iCloud」って使えないじゃん。と思ったそこのあなた!
確かに「iCloud」ってファイルの保存とか同期とかできないし、オンラインストレージとしては使えないよね、と思われるかもしれません。
でも、「iCloud」はiPhone、iPad、MacなどApple製品に特化したサービスで、先ほども書いたように、根本的に他のオンラインストレージサービスとは性質が違うのです。
例えば、iPhoneで追加や変更をした連絡先やスケジュールが自動的にiPadやMacにも反映されていたり。フォトストリームを使えば、iPhoneで撮った写真がiPadやMacにも自動的に追加されていたり。全てが自動で行なわれ、意識することなく複数のデバイスで同期されます。
Appleのデバイスを複数お使いの方にはとても便利なのです。

まとめ

ファイルの保存や共有などに関して言えば、「Google ドライブ」、「SkyDrive」、「Dropbox」はそれぞれの良さがありますが、無料容量の大きさと追加プランの安さなら「SkyDrive」がいちばんです。
ExcelやWordをよく使われる方なら、オンラインでも編集可能な「Google ドライブ」か「SkyDrive」がオススメですが、やっぱり「SkyDrive」だと純正なのでレイアウト崩れなども少なくていいかもしれません。
ってことは総合的に「SkyDrive」がいいのか、ってことになりますが、「SkyDrive」はブラウザ版の使い勝手やインタフェースがいまいちだったり、デスクトップ版がWindowsだとXPで使えないという点が個人的には減点対象。
「iCloud」は他の3つとは全く別物として考えたほうがよいです。
ファイルの保存、共有は「Google ドライブ」、「SkyDrive」、「Dropbox」のいずれかを利用して、「iCloud」はあくまでiPhoneやiPad、MacなどAppleのデバイスを便利にするサービスとして使い分けるといいのではないかと思います。
※期間限定で価格が変更になっているものがあります。ご購入の際にAppStoreで価格を確認してください。

2012年5月4日13:00 [ 特集 ] Posted by Nao