eCura

早期胃癌ESD非治癒切除（根治度C-2）患者では追加外科切除が標準治療ですが、そのリンパ節転移率は5–10%とされています。eCura systemは同患者のリンパ節転移リスク層別化のためのリスクスコアリングシステムです。eCura systemではリンパ管侵襲を3点、腫瘍径>30mm・粘膜下層浸潤≧500 µm（SM2）・静脈侵襲・垂直断端陽性をそれぞれ1点としており、0–1点は低リスク（リンパ節転移率2.5%）、2–4点は中リスク（同6.7%）、5–7点は高リスク（同22.7%）と定義しています。

詳細については、関連する論文、学会発表等をご参照ください。
Am J Gastroenterol. 2017 Jun;112(6):874-881.
A Scoring System to Stratify Curability after Endoscopic Submucosal Dissection for Early Gastric Cancer: "eCura system".
Hatta W, Gotoda T, Oyama T, Kawata N, Takahashi A, Yoshifuku Y, Hoteya S, Nakagawa M, Hirano M, Esaki M, Matsuda M, Ohnita K, Yamanouchi K, Yoshida M, Dohi O, Takada J, Tanaka K, Yamada S, Tsuji T, Ito H, Hayashi Y, Nakaya N, Nakamura T, Shimosegawa T.

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※本アプリは教育/研究用のものであり、現実の医療に責任を負うものではありません。治療方針の決定は専門医の判断に従ってください。

[開発元]
2020 東北大学病院消化器内科・大腸グループ
http://www.gastroente.med.tohoku.ac.jp/
tohoku.ibd@gmail.com
Kenichi Negoro, MD, PhD
Yoichi Kakuta, MD, PhD
Waku Hatta, MD, PhD (Adviser)
Xiaoyi Jin, MD, PhD (Translation)