家具の買い物や引越しなどの際「この大きさで大丈夫だっけ？」「サイズを測っておけばよかった！」と慌てたことはありませんか？
今回ご紹介するアプリは、写真に寸法を簡単に書き込むことができる「My Measures & Dimensions」です。ものを置きたい場所や、家具などをあらかじめ写真で撮影し、このアプリを使って寸法を書き込んでおくことができます。

写真はその場で撮影またはカメラロールから選択

アプリを起動したら、『New』をタップします。
カメラを起動して撮影するか、カメラロールに保存している写真を使用するか、選ぶことができます。ここでは「Take Photo」を選択し、新しく写真を撮影します。

アプリ内でカメラを起動すると、画面下部に水平器が表示されます。これでまっすぐな写真も簡単に撮ることができます。

写真を撮ったらプレビューが表示されるので確認して、その写真を使用する場合は右下の「Use」ボタンを押すと編集画面へ移ります。すでに寸法線が一本表示されている状態から編集をスタートします。

線の種類や単位、カラーが選べる！

寸法線の「？」部分をタップすると、数字キーボードが立ち上がるので実測した数値を入力します。

数字キーボード下のボタンから「矢印」「単位」「色」を選ぶことができます。
矢印は5種類あり、単位は「ft-in」「in」「ft」「yd」「mm」「cm」「m」から選択できます。色は全部で8色あり、複数の寸法線も見やすく表示できます。

拡大表示で線の微調整も可能

矢印の先端をドラッグして、矢印の位置や線の長さを変えられます。先端が拡大表示されるので、ぴったりと端を合わせることが可能。几帳面な方も納得の編集ができます。
また、線の部分を長押しすると、移動できます。

画面を二本指でタップすると、新しい矢印を追加できます。
矢印を削除するときは、画面下部メニューから『Erase』を選び、いらない矢印をタップして「Delete」を押します。

角度も同じ要領で入力できます。『Draw』→ を選択、画面を二本指でタップすると角度線が表示されます。先端を一ヶ所ずつドラッグして、長さや角度を調節します。角度は自動的に入力されますが、書き直すことも可能です。

『Draw』→ を選択し、テキストを入れたい場所に合わせて画面を二本指でタップすると、テキスト入力用の枠が表示されます。その枠を一本指でタップすると、テキスト入力画面になります。テキストサイズは3種類から選べます。

『Done』をタップすると、寸法を入力した写真をアプリ内に保存できます。

メール送信もできます

トップ画面から、保存した写真の削除や、フォルダ管理が可能です。
『Share』で、作成した写真をメールで送信したり、カメラロールに保存できます。
『Edit』では、ファイル名の変更や削除が行なえます。

編集画面が日本語表記された「My Measures & Dimensions PRO」（500円・ユニバーサルアプリ）もあります。
PRO版では矢印や色の種類が増えるほか、矢印の分割や複製ができます。
面積や容積の計算なども可能なので、専門的な場面で使いたい方におすすめです。

家具などを購入の際、実際に家具を置く場所の写真で寸法を確認できると、置いたときのイメージがしやすくなるので、家具選びがさらに楽しくなりそうです。
毎日使うアプリではありませんが、ここぞというときにとても役立ちそうです。