MIDI レイヤーは、AUM や Cubasis などのホストで MIDI データの洗練されたルーティングを可能にするように設計された AUv3 MIDI プラグインです。

ライブ パフォーマンス中に 1 つのマスター キーボードから複数の楽器を演奏したいと思ったことはありませんか?キーボード スプリット、クロスフェード レイヤー、レイヤー化されたインストゥルメントのアンサンブルの作成を設定できるようになりたいですか?これらの質問のいずれかに「はい」と答えた場合、MIDI レイヤーが解決策になる可能性があります。

レイヤーを使用すると、マスター キーボード全体にまたがる最大 127 のレイヤーを持つ最大 12 のシーンを作成できます。これらのシーンを使用すると、パフォーマンス中にいつでもさまざまなレイヤー マッピングをシームレスに切り替えることができます。

各レイヤーは MIDI 出力を制御し、MIDI レイヤーの 16 出力ポートと 16 チャンネルのいずれかにルーティングできます。したがって、シーンに 5 つのレイヤーがある場合、各レイヤーは MIDI キー入力を 5 つの宛先に転送できるため、1 つのマスター キーボードから 5 つの楽器を制御できます。

レイヤーはオーバーラップできます。つまり、2 つ以上の楽器のアンサンブルを作成できます。レイヤーにクロス フェードを設定して、指定した範囲である楽器から別の楽器にフェードできるようにすることもできます。特定のオクターブ セットでノートのベロシティを強調する必要がある場合は、レイヤーのベロシティ カーブを制御することもできます。

各レイヤーを再マッピングして、宛先楽器の異なるキー範囲をターゲットにすることもできます。これにより、たとえば特定のドラム マシンのサンプルをターゲットにすることができる複数の単音レイヤーを持つことができます。

シーンごとに曲を割り当てたり、同じ曲の一部を含むいくつかのシーンを作成したりできます。シーンの切り替えは、画面上のシーン ボタンを使用するか、AU パラメータを介して簡単に行うことができます。また、特別なコントロール レイヤーをシーンに追加することもできます。